顕正会で大折伏を成し遂げた幹部の罰だらけの生活と臨終

photo-1429734160945-4f85244d6a5a過去に顕正会で大活躍していた幹部の実際の生活と臨終の相についてのお話です。





功績と称賛の全盛期

その方(以後、Aさん)は、今から約17,8年ほど前に地方でたいへん活躍し、一時期顕正新聞の優秀支隊で毎回一位に掲載されたり、会館建設の戦いの時にも組織拡大に力を尽くし、毎日寝る間も惜しんで顕正活動に没頭しておりました。また、組織での人望も厚く本当に面倒見の良い方でした。
私も、仏法以外の生活上の悩みや組織の悩み等にも親身になって相談に乗ってもらった事があります。

生活に現れた証拠!?これが功徳?

しかし、その方の生活はかなり荒々しいものでした。

以下、箇条書きで失礼します。

  • 数回の離婚を繰り返し、前妻にも子供にも愛想尽かされる。
  • 気まぐれですぐに引っ越しをする癖がある、その度に出費がかさむ。
  • 家族も知らない借金がかなりあった。
  • 借金返済のため、深夜に運転代行のバイトを始めるが、人を轢き殺してしまう。
  • 脳梗塞になるも一命を取り留めるが、その後ガンが見つかり、40代の若さで亡くなる。




突然の死、そして顕正会の葬儀にて

葬儀はもちろん顕正会儀礼室です。
私も出席し、唱題回向と出棺のお手伝いをしました。
しかし、顕正会で説かれているような「唇は紅く、肌の色は白く、半口半眼、眠るように安らかで、軽く柔らか」という成仏の相とは正反対の状態でした。
脳の血栓を溶かす薬を服用していたためか、耳からは常に血が溢れ出し、葬儀中も何回も喪主が拭きとっていました。それの他に顕著だったのはその重さです。大の大人が8人程で全力を出してようやく運べる程の異常な重量だったのを今でも覚えています。

Aさんの臨終と人生を振り返ってみて思う事

当時の上長だった人は「Aさんはもともと持っていた罪障が多かったから」と指導していましたが、かつてあれほど頑張っていたAさんでも消しきれないんだったら自分なんてとても成仏出来そうもないと思いました。

Aさんも、最初はただ幸せになりたくて信心を始めたはずです。

しかし実際には、顕正会を拡大する為に自分と他人の人生を費やしてしまいました。

現役顕正会員の方、日々数字に追われるだけの人生で満足ですか?

本当の幸せはそんなものではありません。今一度心を沈めて考えて見てください。

ではまた