清水富美加にみる新興宗教二世の苦悩と共通点

最近何かと話題になっていますね。


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タレント出家騒動

数々のドラマや映画で活躍していたタレントの清水富美加さんが「幸福の科学」に出家されるそうです。
清水富美加「素直な気持ちを偽りなく」 直筆メッセージ全文
彼女の代表作といえばNHKの連ドラ「まれ」が有名ですが、個人的には特撮ヒーロー「仮面ライダーフォーゼ」や実写化映画「変態仮面」で存じ上げておりました。
事務所側と本人とで対立しているようですが、メッセージを読む限り、
「思ってたんとちゃう!」という気持ちが強かったようですね。
そういえば変態仮面で主人公の妄想にて清水富美加が水着姿で誘惑するシーンがありましたが、撮影後インタビューで一番苦痛だったと言っていました。

とはいえ、どんな仕事でも大なり小なり「思ってたんとちゃう!」というのはあり得ると思います。
その人それぞれの事情もあるでしょうから簡単には言えませんが、
その仕事に適応出来ない場合は逃げる(辞める)のもありだと思います。

適性の合わない仕事を延々と続けるのは辛いですもんね。

今回の騒動のように、仕事を辞めた先に宗教に出家というケースはとても稀です。
しかし、親が信仰を持っていた場合、宗教二世である子供にとってはあり得なくもない選択肢といえるでしょう。

他の宗教二世の例

先日このようなツイートを発見いたしました。


内容を要約しますと、

エホバを信仰する親の元に生まれた主人公が幼少期に、友人の家に遊びに行く事を親に話す。
しかし友人は「世の子(人)」(エホバ信者以外の人という意味)なので親は反対されるのではと思い気を使う主人公。
だが意外にも親は承諾し、友人宅で和気あいあいと遊び、友人が持っていた可愛らしい服をプレゼントしてもらい大喜びする。
帰宅後、親の第一声「楽しくなかったでしょ?」
主人公は親の顔色を伺いつつ「あまり楽しくなかった。今度は兄弟や姉妹(ここでいう兄弟姉妹は信者同士という意味)に遊んでもらう」という。
その後、鏡の前で友人からもらった服に着替えテンションが上がる主人公。
それを見た親は「うわっ、きもちわる」「水商売の人みたい」との言葉を浴びせ、その服を捨ててくるとまで言ってくる。
主人公は罪悪感を感じつつも親に同意。
明くる日、親と一緒に集会に参加する主人公。

という流れです。

投稿者の幼少期の誰にも言えない苦しみが伝わってくるようですね。

まとめ

顕正会においても、当然「二世」の存在は至る所で見られますね。
やはり皆さん幼少期そして青年期を二世ならではの苦悩を味わった方が多いようです。

子供というのは親の力無しには生きていけません。
その親がもし凝り固まった思想を持っていた場合、それに従っていく生きていく以外に術はないと思います。
上記ツイートで言うところの、「世の人」=悪 という思想は
顕正会に置き換えると、「顕正会員以外」=悪 と同じですね。
この考え方は顕正会を体験した事がある人なら誰しもが持ちあわせていた思想だと思います。

冒頭の件に話を戻して考えても、映画の演技であっても本人が幼い頃から形成してきた価値観を覆すものであり、そこが最大の苦痛となっていたようです。

信教の自由が保証されている以上、何を信仰しようと本人の責任ですが
親の信仰心で子供の将来がねじ曲げられてしまうのはなんとも可哀想は話だなと思いますね。

ではまた

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