顕正会脱会者の私が初めて宗門のお寺に行った話(前編)

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思うことあり、ついに宗門のお寺に行く事を決意しました。

まずは自身を振り返る

顕正会を脱会してより二年と三ヶ月たった今、自分自身の生活を改めてじっくりゆっくりを考察してみました。

顕正会に勧誘された当時、私は19歳でした。この頃は専門学校に通っており、将来の夢に向かって一直線だった頃です。
それから専門学校を卒業し、地元に帰って顕正会の先輩を紹介され、仲間と共に夢中で勧誘活動に走り回っていた20代の頃、
世俗的な事よりも常に顕正会の活動優先、それらが全て「人を救い国を救う崇高な行為」だと信じこみ幹部の指図されるまま真剣に活動しておりました。

同じ年代の人達が夢中になっていたもの、音楽・映画・スポーツ・流行…etcなどから切り離されるばかりではなく
人として人生のステージを送れない事に対して何の疑問も感じていませんでしたね。

今思えば、まるで浦島太郎のように自分だけ時間を止められているような感覚です。

脱会当時、まず世間の事を知るために本屋に通い貪るように読書したりしました(元々活字は大の苦手でした)。
さらにインターネットで顕正会の動向を必死に検索していく中で様々なアンチ顕正会ブログと巡り合う事が出来、
そこに記されている情報により「顕正会は完全に邪教である」という確信を持つに至りました。
「ああ、辞めて良かったんだな」と安堵したのは言うまでもありません。

そして気づく

そして、無宗教のまま、自分なりに人助けをしながら自由に楽しく真面目に生きてきましたが、
時間はたっぷりあるのに心は満たされなかったり
生活の中で命の癖を感じたりと
「なんでかなー?」と思う事が沸々と湧き上がってきました。

それからは再度、インターネットで検索しまくりでしたね。
前回は顕正会の真実について、今回は日蓮正宗の信仰についてです。
正直言って、無宗教でいる事に安心しきっている今の状況を「信仰」で縛り付ける事になるのではないか?という不安が多々あり、再び信心を始める事に躊躇しておりましたが、
やはり自分の心と素直に向き合った結果
「本当の幸せを掴みたい!」
との思いが日増しに強くなり
ミミさんセロリさんにアドバイスをもらいつつ
勇気を振り絞って日蓮正宗のお寺に連絡をしたのでした。

つづく