逃亡者が取った行動と顕正会員の危うさ

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ふと思い出しましたので書いてみました。



顕正会員が会員を増やすために行う勧誘行為を会内では「折伏[しゃくぶく](破折屈服の意味)」と呼んでいますが、

今回はその折伏の失敗例・つまり勧誘しても拒絶されて入信に至らなかったケースである「逆縁」について思いついた事をまとめてみました。

救世主(?)チャラ男くん

今から10年程前の事です。私の活動地域は全盛期は全国に先駆けて会館が建つ程勢いがある地域だったのですが、

その頃には、爆発的な弘通が出来ない状況が続いていました。

そこに一人の救世主(?)が!

20歳そこそこの若くてチャラい茶髪くんが女子部から引き継がれてから一気に活気づいてきました。

彼は見た目とは裏腹に仏法に対して非常に前向きで友達も多かった為、凄まじい勢いで折伏を展開しあっという間に支隊長にまで上り詰めました。

問題の折伏

そんなある日、彼の同級生であり顕正会組織としては部下に当たるS班長が折伏の段取りを取りました。

日曜日の昼過ぎだったと思います。

いつもの調子でその支隊長とS班長が約束を取り付けた同級生と待ち合わせ場所で会い、久しぶりの再開を装って話を盛り上げ一気に仏法の感激に繋げたそうです。

顕正会の二人は見た目はチャラ過ぎる感じでしたがそこは顕正会らしく日曜なのに黒スーツでした。まるでホストのようでした。

そこに挟まれ、気の弱そうな折伏対象者は会館近くのコンビニまで一緒に歩いてきました。

顕正会員二人は内心「やったぜ!(折伏成果)1名はもらった!!」と喜んでいたそうです。

しかし、その対象者は急にコンビニに入店し慌てて買い物を済ませ、出てきた時には物凄い形相で二人の前に立ちふさがり、

「親がダメって言ってるから絶対に入信はしない。宗教には連れて行くな!」とコンビニで購入したカッターナイフ片手に叫んでいました。

二人はあまりの事に動揺していましたが、対象者はその隙に携帯で親に連絡し、母親が迎えにくる形で事無きを得ました。

励ましの隊長とその後の行方

その後、その二人の上長である隊長と駐車場でミーティングとなり、その席で

隊長「二人の信心が本物だからそれを試そうと、対象者に魔が入っただけ、ここからさらにガンガン行こう!」

と励ましておりましたが、二人は一旦は納得したもののやはり躊躇があったらしく以前の勢いは消えてしまいました。

その後しばらくはそのままの役職でそこそこの成果をあげていたのですが、その時の隊長が退いたと同時にその二人も脱会しました。

まとめ

結果的に、脱会できた事は彼らのその後の人生から考えて良かったと思います。

しかし、もしあの時警察沙汰になっていたら・・・

今回の東京見物を装った顕正会員逮捕事件のように、将来ある若者が前科持ちとなり、顕正会の駒として使い捨てられるような生き方になっていたかもしれません。

ちなみにその後、私が脱会するまでに一度、元・支隊長のチャラ男くんに会った事がありますが、とても生き生きとしていました。

元々の人間らしい人生に戻れてよかったと本当に思います。

 

ではまた