顕正会脱会者の私が初めて宗門のお寺に行った話(後編)

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いよいよ宗門へ行く決意を固めたその後

※前回からの続きの記事になります。
読まれていない方はコチラからどうぞ。

最初の電話にて

意を決し、最寄りの寺院に電話をかけるも8回鳴っても繋がらず焦りましたが
「これが魔障か?」と懐かしさにも似た感覚を覚え、同時にこれから正法に逢えるとの感激が湧いてきました。

ようやく住職の奥さんと電話が繋がり、自分が元顕正会員であった事、インターネットで調べた結果宗門に辿り着いた事等を緊張しながら伝えると、とても丁寧に対応して頂き安堵感を覚えました。
その後、唱題行がある土曜日に伺う約束をし、ついにその日が訪れました。

初めての寺院参詣と魔障

期待と不安が入り交じる中、お寺に足を踏み入れると、初めてにも関わらずなぜかとても落ち着く空間であり、非常に綺麗で、顕正会の時に抱いていたおどろおどろしい感じとは程遠いものでした。

しばらくして講頭さんを紹介され、まずは御本尊様の前で題目三唱をしようと促されました。
「これが本物の御本尊様なのか!」と一目見て感激し、
題目を挙げるととてつもない清々しさが湧いてきました。
しかしここで突然魔障が!
題目三唱を終え、仏間を退室してすぐ設置してあった扇風機のコンセントにつまずいた講頭さんがそのまま転倒、
手の指を折り出血してしまったのです!

自分を含めその場にいた全員が驚き心配しましたがすぐに近くの病院に向かいなんとか大事にならずに済みました。ε-(´∀`*)ホッ

その後、講頭さんの代わりに総代さんが折伏してくださり、
「正しい仏法に巡り合う為の『因』があるからこそ、『縁』に引かれて今日こうして御本尊様に出会えたのです」
と言われた時、顕正会に入信したのはこういう事だったのかと妙に納得しました。

唱題行と座談会のダブル感激

さらに、一時間の唱題行の最中も感激の連続で、
心の奥底から力が湧いてくるのを感じたり、
顕正会に初めて入信した時に願っていた事が何一つ叶っていない虚しさを感じつつも
これからは本当に幸せになれるとの確信で泣けてきたり、
自身が二歳の時に亡くなった親父に対して真に正しい回向が出来るんだ!という有難さで号泣したりと、
全てにおいて顕正会及び脱会後の自分一人の勤行では感じた事のない感覚を感じました!

唱題行が終わってから別室で婦人部の方々が話しかけてくださり、なぜか勤行セット一式(ふくさ含む)をプレゼントしてもらったり、御授戒の段取りがスムーズに決まったりと、そのパワフルさはさすがは婦人部だなと関心してしまいましたね(笑)でも顕正会婦人部と違って本当に心に余裕がある感じが伝わってきました。

そして驚いたのは、生活上の功徳の大きさです。
生活上の深刻な悩みが悉く信心で解決しており、顕正会のむりくり功徳に結びつける体験とはまるで違いました。そもそもそれが成仏に結びついている事実が何よりも有難いですね!
加えて、皆さん実年齢を聞いて驚く程見た目がお若いです!
講頭さんも総代さんも80歳近い方なのですがどうみても60歳前後、ヘタしたら50代にも見えます!
婦人部の方も自分の母と変わらない年齢だったり(その後、母の知り合いだと判明!笑)
とにかく表情も明るく、心遣いも暖かく、素晴らしい方達ばかりでした。

来週の日曜日に御授戒を受ける段取りと申込書に記入し、
数人の方と連絡先を交換し、
充実した気持ちでその日を終えました。

まとめ

今思えば、
顕正会の組織に疑問を持ち、ネット検索する中、御本尊様に対する疑惑が湧き上がり、
幹部に追求して除名になった事は無駄ではありませんでした。本当に良かったです。

脱会後に大学生向けシェアハウス兼自宅を建てたのも
今後、御本尊様を受け入れる体制を整える為だったんですね。(ちなみに二世帯住宅なので我が家とシェアハウス側は干渉しません)

今朝、起きてすぐ、五座三座の勤行を実践してみましたが
やはり本物は良いものですね!
心の奥からに清涼感と充実感が湧いてくるのを感じます!

これからは真の幸せを目指して信心・生活ともに全力で頑張っていこうと思います!!

ではまた